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できるだけ採血、注射を上手にしてもらう方法 [看護]

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こんにちは。今日は採血、注射を受けるにあたりできることをお伝えしていきます。

①水を飲む
②温める
③駆血するときに手を上げない
④親指を中に入れグーにする

順に説明していきます。

①水を飲む
血管の中に流れる血液は、水分です。体の中にある水分が減れば減るほど血管の中に流れる水分は減ります。
血管が細くなるんですね。なので、検査日の朝にしっかり水をとってから病院に来てもらうことでできるだけ、血管を太くして採血したらいい。という理論です。
注意点ですが、他の検査の兼ね合いで、水分や食事が止められていることもありますので、その場合はそちらにしたがってください。
後、カロリーのあるものをとってしまうと、血糖値が変動したりするので、基本は水だけにしてくださいね。


②温める
寒いとき、暑いときの血管がどうなるかご存じでしょうか?
血管は体の栄養素や酸素を運ぶ以外にも体温の調整も行っています。
寒いときには、血管が細くなり、体の熱を残すようにする。
暑いときには、血管が太くなり、体の熱を逃がすようにする。
体が温かい状態なら血管が太くなるので取りやすくなるということですね。
寒い日の採血は、体が冷えて血管が細くなるので、カイロなど持って入れば、肘の内側を温めて待ってもらえるとありがたいです。

③腕を縛るときに心臓より手を上に上げない
しゃがんでる時に急に立ち上がるとたちくらみで目がちかちかしたことありませんか?
あれは、頭の位置が急に高くなったことで血圧が急にさがったことで起こるんです。
腕をあげて腕をしばると、たちくらみのように血圧が下がった腕で駆血することになるんですね。
座っているときにあまり起こらないですが、横になっているときに時々見かけます。
腕を縛るために一度駆血帯を一蹴させないといけないので、腕をあげていただくと、大変助かります。ありがとうございます。

④親指を中に入れグー、パーと何回か指を開け閉めする。(注射限定)
駆血帯で腕を縛った後、手を握ってもらってます。このとき、グーパーを繰り返すことで、血管がしっかりとでるようになります。
しかし、グーパーをすることで採血結果に影響がでるんですね。
なのでこれは、注射の時限定になります。


最後に、看護師の新人が採血をする場合があります。
ベテランの看護師より、技術は劣るかもしれませんが、患者さんの元に採血をしにいくまでに、
研修用模擬腕で練習したり、実際に看護師同士で刺す練習をしたり、先輩の職員検診で採血をとったりしてから、採血をしていると思います。
患者さんにするのが初めてな場合は、そばで指導役の看護師も見てくれてます。
体に針を刺すのはすごくストレスがかかることだとは思いますが、安心してくださいね。
以上になります。読んでいただきありがとうございました。それでは。
タグ:採血 注射
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