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骨折後のリハビリは、痛みなく、無理なく、周りからです。 [医療]

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こんにちは。骨折をすると大なり小なり固定をしてもらいます。
手術するかは別にして、骨がくっついてくるのは3~6か月程度かかります。
その間ギプスをしているので動かさない方がいいと思う方もいらっしゃると思います。
骨折した部分に関しては、ギプスが外すまでは動かさない方がいいです。
例えば前腕が骨折した場合、手首や肘のあたりにギプスをまかれますが、指や肩の方は空いていると思います。なので、指はしっかり動かしてください。
指を動かすことで、血流をよくすることで、腫れを減らしたり、筋力の低下を予防することができます。
筋肉は1日動かさないと1%減っていきます。ギプスは2~3週、あるいはさらに長期に行いますので、ギプスを外した後、腕や足の太さが左右で全然違います。

筋肉を取り戻す場合、マッスルメモリーと呼ばれる、細胞が、筋肉をつけやすくします。
ですので、しっかりリハビリを続ければ左右とも差がない程度に筋肉はつきますので安心してください。

ギプスを外れた後は、無理に体重をかけたり、重い荷物を持ったりしないようにしてください。
痛みや違和感を持ったまま、無理に使い続けると、再骨折することもあります。
特に足は歩く時の体重を調整する「荷重制限」がある場合があるので、注意してください。
同じ名前の骨折、術式でも折れ方は全然違いますので、周りの人の経験や意見を聞かず、医師の指示にしっかり従ってくださいね。

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こちらの骨折、例えば大腿骨で、このような骨折があった場合すべて、大腿骨骨幹部骨折になります。
そして術式は、大腿骨の観血的骨接合術になります。
ばらばらに骨折している方が、治りは遅いので治療期間も長くなります。
ほかの人から治るのが遅いなどいわれても気にしないようにしましょう。

ギプスが取れてからは骨折した部位も積極的に動かしていってください。さっきも伝えましたが、痛みや違和感が強い場合や、指示以上の使用は控えて、痛みや違和感が強い場合にはすぐに受診するようにしてくださいね。

手術をした場合も同様に、ギプスをしていないところから、動かして、強い痛みや違和感がでる程度にはやらない、無理はしないことを大事にしてください。
リハビリは痛みを伴いつらいことも多いですがゆっくり頑張りましょう。
それではまた。


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